名刺デザイン

プリンティの石井です。
僕達プリンティでは毎日名刺のデザインを制作しています。
しかし、名刺のデザインとは何だろう。
名前があって、組織名と住所があって、電話番号、メールアドレスなどの連絡先があればとりあえず名刺の体裁は作ることが出来ます。 名刺としての機能としては問題は無いかも知れません。
営業名刺であれば、営業内容が入ればなお申し分ありませんね。

これで十分だという方は、あまりプリンティにデザインを依頼しません。
機能以上、或は機能以外のものも求めている方がプリンティにはおいでになるケースが多いです。
多分、僕達は名刺をお持ちになっている方の物語を伝える事を求められているのだと思います。

極々プライベートな事

テレビドラマで99.9という番組をご存知でしょうか?
弁護士ドラマですから、容疑者から弁護の依頼があります。そこで、拘置所なんかに依頼人に接見に行くわけです。
そして弁護士の依頼人への最初の質問は、「生い立ちは?」なのです。
この質問に多少の違和感を感じるのでは無いでしょうか?
事件に巻き込まれ、容疑者となっている人に最初に聞くことは、その人の言い分や事件の事ではなく、「生い立ち」なのです。
今、容疑者となっている方が直面している事柄に焦点を当てるのでは無く、事件とは直接関係も無い極々プライベートな事なのです。
人によっては「無礼者」と怒る人がいるかも知れません。

ストーリーの力

僕達はいつもプロセスの中に居て、他人を理解するというのは誤解といつも隣り合わせであるというのが前提です。
そして、ただの事実の羅列というものは何も語り出さないかも知れません。
背景があって、昨日があって明日があって、そこに今日がある。その人には「生い立ち」がある。 だから、僕達は、ストーリーで理解しなければ事実は意味を持たないのでは無いでしょうか?

つづく