先日、プリンティのお店よりかなり離れたとこりより、わざわざご来店なさったお客様がおいでになりました。
ありがとうございます。

プリンティは街中のお店でもありますので、普段はこの綾瀬にお住まいの方、あるいは店の近くにある会社の方がほとんどです。
しかし、プリンティにはホームページもありますし、YouTubeで動画を作っていますからかなり遠くから、いわば日本全国からお問合せ、ご依頼いただく事も結構あります。その場合のやり取りはほとんどメール、あるいは時としてお電話で直接お話しいたします。
ご近所のお客様であっても、メールやお電話、あるいはLINEという場合も少なくありません。

しかし、そのような中で、かなり遠方から直接おいでになるお客さまというのは、やはり僕らにとって特別です。
ありがたくもあり、恐縮もいたします。
緊張もしてしまいま〜す。

時間とお金を使って出向いて下さっているわけです。
自分たちそれだけの価値があるのだろうか、と自問自答する瞬間でもあるあります。

今回の方はYouTube動画をご覧になっておいでくださったようです。
YouTube動画というのは極めて情報量の多いコミュニケーションだと聞いた事があります。確かにテキストのファイルのデーター量の重さから比べれば動画のファイルの重さは何倍も重いのです。それだけ情報量が多いというのは当然の事ですが、実際のところ何が多く伝わっているのか、僕にははっきりとわかっているわけではありません。
違った言い方すれば、どこを見込んでわざわざご来店してくださったのか僕にはよくわかっているわけではありません。

宣伝広告で自分の店を宣伝するには《当店はいいですよ》あるいは《是非来て下さい》などと、ついつい自分の良いところばかりを言って、ご来店を促すのがすのですが、実際には遠くからご来店頂いて《本当に行って良かった》と思って頂けるかが重要だと思い知らされるのが、遠くからご来店いただいたときに感じる事です。

僕たちは、遠方から来て頂いたからと言ってお土産をお付けするわけでもありません。特別お安くするわけでもありません。近くのお客さまであっても、わざわざ来て頂いたお客様であっても同じサービスを提供するだけです。
僕たちができるサービスはプリンティのサービスに接して頂いた方に《ハッピー》をお届けできるかが勝負であるはずです。

今回のお客さまは年賀状印刷のご依頼でした。
事前に版の作り方のお問合せがありました。
お子さまと一緒にご家族の年賀状を作ったのだと思います。
その仕上げを僕たちに託して下さったのです。
印刷ショップにとっては決して難し事ではありません。
お客さまのお住まいの近くにもこのようなサービスをできる印刷ショップはあるのかも知れません。
しかし、現在の年賀状印刷のシステムは必ずしも《ハッピー》を目標としていないかも知れませんね。

僕たちははっきりと、ご来店下さるお客さまの《ハッピー》と僕たちの《ハッピー》を求め続けます。
今僕たちに言える事はこれだけです。
新たな年も《幸あれ》。