プリンティの石井です。

ブルーレイにダビングしたテレビ番組が、ある日突然に見れなくなったというお話しをこれまで2度ほどYouTubeでお話してきました。

S社のブルーレイレコーダーにトラブル多発

原因を特定出来た訳でもなく、解決も出来ませんでした。
そんな中でネットの上で同様の事例の記載を見つけました。
しかも、どうやらS社製のブルーレイレコーダーにこのトラブルは集中している様なのです。

僕は、その記事を読んでいて、ある事に気がつきました。

何もS社のブルーレイレコーダーはダメだという事に改めて気が付いた訳ではありません。
プリンティにご相談においでになった方で、S社製以外の方もおいでになりました。
コピー制限のある番組(動画)をブルーレイに焼いた場合にこの様なトラブルが起こっているのです。
ブルーレイに番組を記録するときDVDと違ってファイナライズを必要としていません。
ディスクに書き込めるスペースがあるのなら追加記入が常にできる状態なのです。
しかも、ファイナライズしなくてもDVDと違って他のプレイヤーでも問題なく再生することができるのです。

DBAV

僕が今回強く注目したのは次の2点です。

1)追加記入ができる状態でトラブルが発生する。
2)コピー制限というプロテクトのっかかった番組(動画)でトラブルが起こっている。


この2点が起こるのはブルーレイディスクにBDAVという記録フォーマットで書き込まれているということです。
BDAV
BDAVではコピープロテクトはAACSという所に書き込まれます。ここにコピー制限をかけている鍵があります。
すると、追加記入ができるという事は、エラーやダメージが記入される可能性もあるという事です。
しかも、ASCSにエラーやダメージが書き加えられると鍵は開けられなくなってしまいます。
番組は見れなくなってしまうのではないでしょうか。

僕達は、番組が見れなくなると真っ先に、ディスクエラー=ディスクの物理的なダメージという図式を想い描いてしまってはいないでしょうか?

昨日まで普通に観れていたものだから、傷がついてしまったと考えてしまいます。
そこで、物理的障害を取り除く、ディスク研磨修理という事を考えがちです。
しかし、エラーは何も物理的なものとは限りません。
書き込みエラーの様なことが、ただ再生して観ているときに書き込みが起こるとしたら!
しかも、コピープロテクトのところに起こったとしたら!
昨日まで観れていたディスクが突然観れなくなることがあり得るのではないでしょうか。

今の僕には何の確証もありません。
現在、確かめようもないのですが、このようなことが起こってしまう可能性はあるように思えます。
もしこのように、ダメージがAACSに書き込まれることがあるようならば、そのディスクの番組は、観れなくなってしまうのではないでしょうか。

このようなトラブルを回避する方法も考えてみました。
もちろん、この様なエラーを発生させない信頼できるブルーレイレコーダーを使用すること。
信頼性のあるディスクを使うこと。
そして、もし大切な番組であるなら、クローズドやファイナライズをして書き込みを出来ない様にすることも一つの対策になるのではないか。

ディスクのダメージは傷ばかりではない

この考えの裏ずけとなる様な記事をネットで探しましたが、今のところ見つけ出す事は出来ませんでした。
しかし、今回申し上げたいのは、昨日まで観れていたディスクが観れなくなるのはディスクに傷が付いているというパターンばかりでないという事です。
ディスクのダメージというものはいろいろ考えられます。
長い年月が経過していれば、劣化という要素も加わって来ます。
しかし、チョクチョク観ているものであれば違った要素を考える必要があります。
今回お話ししている仮説は、素人の私見にすぎません。
皆さんはどの様に考えますか?